立ち上げと拡大は同じではない

0→1。

何もないところから生む。

10→100。

既にあるものを広げる。

同じ「成長」でも、 求められる能力はまったく違う。


論語の言葉

論語・子路篇にこうあります。

「君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず。」

君子は調和するが、 同じにはならない。

組織も同じ。

同じタイプだけでは、 強くならない。

役割の違いを認め、 和することが必要。


0→1型の特徴

・不確実性に強い
・未完成で出せる
・孤独に耐えられる
・失敗を織り込める

正解がない状態で、 前に進める人。

粗さを恐れない。


10→100型の特徴

・再現性を作れる
・仕組みに落とせる
・品質を安定させる
・組織を整える

カオスを、 秩序に変える人。

精度を上げられる。


なぜ衝突が起きるのか

0→1型は言う。

「まず出そう。」

10→100型は言う。

「整えてからだ。」

どちらも正しい。

ただ、 フェーズが違う。


失敗する組織のパターン

・拡大期に0→1型が残りすぎる
・立ち上げ期に管理型が多すぎる

適材適所を誤ると、 停滞する。


真に強い人材とは

両方できる人は、 稀。

しかし、

自分がどちらかを理解し、 補完関係を作れる人は強い。

論語が言う「和して同ぜず」。

違いを活かせるか。


まとめ:才能より配置

0→1と10→100は、 別競技。

優劣ではない。

適性。

フェーズ。

役割。

同じ人材で全部やろうとするから、 無理が出る。

強い組織は、 違いを理解し、 和をつくる。

そこに、 持続的な成長があります。