天才は「速すぎる」
理解が速い。 構造把握が鋭い。 解決策が即座に出る。
個人戦では最強。
しかし組織戦では、 勝てないことがある。
なぜか。
論語の言葉(先進篇)
「過ぎたるは猶及ばざるが如し。」
過ぎたるは、なお及ばざるがごとし。
優れていることが、 そのまま強みになるとは限らない。
速すぎる理解は、 他者を置き去りにする。
鋭すぎる指摘は、 反発を生む。
失敗理由① 他人の思考速度を待てない
「なぜ分からないのか」
これが口に出た瞬間、 信頼は削れる。
組織は平均速度で動く。
天才は、 自分の速度を基準にしてしまう。
失敗理由② 説明を省く
結論に飛ぶ。
途中の思考を共有しない。
周囲は納得できない。
正しくても、 通らない。
失敗理由③ 感情コストを軽視する
合理性を優先する。
しかし人は、 感情で動く。
論理だけで進めようとすると、 孤立する。
失敗理由④ 完璧主義
完成度が高すぎる。
周囲がついてこれない。
未完成で共有できない。
結果、 協働が起きない。
もう一つの論語(子張篇)
「小人の過つや必ず文る。」
小人は過ちを飾る。
天才型は、 自分の誤りを認めにくい。
能力が高いほど、 修正が遅れる。
天才が強くなる条件
・速度を落とす
・途中経過を共有する
・相手の理解を設計する
・誤りを認める
能力を抑制できる人が、 本物。
まとめ:強すぎることが弱さになる
天才型は優れている。
だが組織は、 個人戦ではない。
論語が言う通り、
過ぎたるは及ばざるが如し。
強さを調整できる人だけが、 組織で勝つ。
速さを誇るな。
通せるかを考えよ。
それが、 天才が生き残る条件。