夢を語る人は魅力的に見える
「こういう世界を作りたい」
「将来こうなりたい」
「この事業で業界を変える」
夢を語れる人は、 一見リーダーに見える。
だが現場では、 ある瞬間から信用が落ちる。
理由は単純だ。
夢と計画が混ざっているから。
夢は方向、計画は手順
夢は「北極星」だ。
方向を示す。
計画は「地図」だ。
ルートを示す。
北極星を見ているだけでは、 一歩も進まない。
地図だけ見ていても、 どこへ行くのか分からない。
両方必要だ。
だが混ざると壊れる。
ごちゃごちゃになる人の特徴
・大きい話はする
・具体の話になると曖昧になる
・数字や期限が出てこない
・「やります」で終わる
本人は前に進んでいるつもりだ。
しかし実際は、 現場が迷っている。
論語の言葉(子路篇)
「名正しからざれば、言順ならず。言順ならざれば、事成らず。」
夢と計画を混同する人は、 言葉の定義が曖昧だ。
言葉が曖昧なら、 行動は揃わない。
行動が揃わなければ、 成果は出ない。
なぜ夢だけで計画が作れないのか
計画とは、 現実を見る作業だからだ。
・リソースは足りるか
・誰がやるのか
・何を捨てるのか
・失敗したらどうするか
この問いは痛い。
夢を語るだけなら気持ちいい。
計画を作るのは苦しい。
だから逃げる。
論語の言葉(里仁篇)
「君子は義に喩り、小人は利に喩る。」
義とは目的。
利とは感情や快楽。
夢を語る快感に溺れると、 現実の義務から逃げる。
結果、利に寄る。
夢を計画に変える人がやっていること
・期限を切る
・最初の一歩を決める
・捨てるものを決める
・誰に協力してもらうかを決める
そして何より、
小さく実行する。
夢を語る人ではなく、 夢を縮小して実行する人が強い。
まとめ:夢は語るものではなく、分解するもの
夢は必要だ。
だが夢だけでは進まない。
論語が示す通り、
名を正さなければ、 事は成らない。
夢と計画を分ける。
夢を「方向」にする。
計画を「行動」にする。
その区別ができた瞬間、 夢は現実に変わり始める。