「やり切った」は危険信号

資料を書き終えた。

提案も練り込んだ。

達成感がある。

その瞬間が、

一番危ない。

自己満足は、 達成感と一緒にやってくる。


なぜ人は自己満足に陥るのか

努力は、自分で見える。

相手の評価軸は、見えにくい。

だから人は、

「自分が頑張った量」を基準にしてしまう。

だが仕事は、

「相手が動きやすいか」が基準だ。


論語の言葉(学而篇)

「吾日三省吾身。」

私は日に三度、自分を省みる。

自己満足を防ぐ鍵は、

自分を疑う習慣にある。


自己チェック3つの質問

① 目的に一文で答えられるか

このアウトプットは、

何を解決するものか。

一文で言えなければ、

ズレている。


② 相手はこれで判断できるか

読む側が、

・決断できるか
・次の行動が明確か

説明が必要なら、 設計が甘い。


③ 削れるか

本質を押さえていれば、

削っても伝わる。

削れないものは、

自分の努力を守っている可能性が高い。


論語の言葉(子路篇)

「君子は義に喩り、小人は利に喩る。」

義とは目的。

利とは自己都合。

自分の達成感を優先した瞬間、

利に寄る。

目的を優先する姿勢が、

義である。


途中共有が自己満足を防ぐ

完成してから見せると、

修正が大きくなる。

途中で見せれば、

ズレは小さい。

優秀な人ほど、

未完成で確認する。


まとめ:成果物より思考を整える

自己満足は、

能力の問題ではない。

基準の問題だ。

論語が示すのは、

常に自分を省みよ、という姿勢。

・目的を掴む
・相手視点で考える
・途中で合わせる

これを繰り返す人は、

自己満足ではなく、

信頼を積む。

アウトプットは、

自分のためか。

相手のためか。

そこを問い続ける人だけが、 外さない。